2021年4月から夫が単身赴任となったため減塩のお弁当を冷凍して届けており、
朝食は夫任せ・昼食は社食・夕食に冷凍減塩弁当を食べてもらっています。
お時間のあるかたは以下のページもご参照ください。
→ushio家についてご紹介。
6月4日に持ち帰った減塩弁当の記録。
今回は、主菜の肉編です。
参考にした料理本や、使った調味料は記事の最後にまとめて記載していますのでご参照ください。
尚、1食あたりの食塩相当量は小数点第四位を四捨五入しています。
*******************
主菜 <肉編>
(1)牛肉のしぐれ煮
1食あたりの食塩相当量 0.71g
牛肩ロース肉を使いました。
1単位=30g、夕食の指示単位2単位分では60g。
1パック119g≒4単位入っていたのですべて使い、2食分作ることにしました。
<作り方>
①フライパンに、砂糖大さじ1、減塩しょうゆ大さじ1(食塩相当量1.4g)、酒大さじ1、チューブの生姜1g(食塩相当量0.019)、しめじ1/4株をほぐしたもの、牛肩ロース肉をすべて入れて火にかける。
②沸騰したら弱火にし、牛肉に火が通るまで煮る。
使った生姜はこちら。
1箱40gあたりの食塩相当量が0.77gと表記されています。
1gでは0.01925…≒0.019gと計算しました。
お弁当2個(=2食分)に分けるので
1食あたりの食塩相当量は
(1.4g+0.019g)÷2=0.7095g≒0.71g
*画像は2食分です*
(2)青じそ鶏つくね
1食あたりの食塩相当量 0.05g
鶏ひき肉と卵を使いました。
鶏ひき肉は1単位=40g。卵は1個=1単位。
鶏ひき肉202g≒5単位と卵1個で作ったので合計6単位。
6個のつくねを作って1個1単位、お弁当1個につき2個のつくねを入れる=2単位分としました。
タネに混ぜた粉末だしはこちらの商品。
1gあたりの食塩相当量が0.03gと表記されています。
<作り方>
①鶏ひき肉202g、卵1個、片栗粉小さじ2、粉末だし5g(食塩相当量0.15g)をよく混ぜ合わせ、6等分にして平らな円状にする。
②青じそ1枚をつくね1個に巻く。
③フライパンに油をひいて火にかけ、②を両面焼く。
お弁当2個(=2食分)に2個ずつ詰めました。
1食当たりの食塩相当量は、
0.15g÷6×2=0.05g
*画像は3食分です*
は?1食あたり0.05g?!
と思うでしょう?
これがですね、リケンの素材力だしは風味がとっても良いんですよ。
粉末だしの風味&青じその香りで、意外と薄味に感じず、おいしく食べることができました。
薄味好きの長女から
「これおいしいね!」
の声、いただきましたよ。
(3)牛もも肉とアスパラの塩焼き
1食あたりの食塩相当量 0.5g
牛もも肉は1単位=40g。
夕食の指示単位2単位では80g。
計量してちょうど80gになりました。
<作り方>
①アスパラガスは根元をカットし皮をむく。(重量メモし忘れ)
②フライパンに油をひいて火にかけ、①と牛もも肉を入れてしっかり焼く。
③具材に火が通ったら、塩ひとつまみ(食塩相当量0.5g)で味付けする。
お弁当1個(=1食分)にすべて詰めたので
1食あたりの食塩相当量は0.5g。
*画像は1食分です*
(4)豚肉ともやしのシソ炒め
1食あたりの食塩相当量 0.7g
豚肩ロース肉は1単位=40g。
夕食の指示単位2単位分で80g。
計量して78gにしました。
<作り方>
①油をひいたフライパンを火にかけ、豚肉ともやし30gを入れて炒める。
②肉に火が通ったら、減塩しょうゆ大さじ1/2(食塩相当量0.7g)をまわしかけて味付けし、最後に刻んだシソをのせる。
お弁当箱1個(=1食)にすべて詰めたので、
1食あたりの食塩相当量は0.7g。
*画像は1食分です*
(5)ミニチキンカツ
1食あたりの食塩相当量 0.275g
鶏むね肉は皮なしで1単位=80g。
夕食の指示単位2単位分で160g。
皮や脂身を切り落として計量し155gになりました。
パン粉はこちらの商品。
100gあたりの食塩相当量が1.25gと表記されています。
100g前後の肉・魚であればパン粉は10gでだいたい足りるかな~という感じです。今回の鶏むね肉は155gと少し多いですが、10gでも大丈夫でした。
<作り方>
①鶏むね肉に、小麦粉大さじ1→残った小麦粉に水を入れて溶いたもの→パン粉10g(食塩相当量0.125g)の順に衣をつけ、油で揚げる。
②食べやすい大きさに切ってからお弁当に盛り付け、減塩ソース5ml(食塩相当量0.15g)をかける。
お弁当1個(=1食)にすべて詰めたので、
1食あたりの食塩相当量は
0.125g+0.15g=0.275g
*画像は1食分、ソースをかける前です*
お弁当箱をスケールの上に置いて0表示ボタンを押し、0mlからスタート。5mlの表示になるまでソースをかけました。
(5)鶏むね肉のピカタ
1食あたりの食塩相当量 0.59g
鶏むね肉は皮なしで1単位=80g。
卵は1個=1単位。
薄く削ぎ切りにした鶏むね肉80gを、溶き卵1個分につけて焼いていきました。
<作り方>
①鶏むね肉を一口大のそぎ切りにし、塩ひとつまみ(食塩相当量0.5g)をふってから、小麦粉大さじ1/2をつける。
②フライパンに油をひいて火にかけ、①を溶き卵1個分につけて両面焼いていく。
③鶏肉の表面の卵が固まったら、溶き卵につけて両面焼く。
④溶き卵がなくなるまで③を繰り返す。
⑤お弁当に盛り付け、トマトケチャップ6g(食塩相当量0.09g)をかける。
トマトケチャップはこちら。
大さじ1杯18gあたりの食塩相当量が0.27gと表記されています。
かけたのは6g分なので、食塩相当量を0.09gとしました。
お弁当1個(=1食)にすべて詰めたので、
1食あたりの食塩相当量は
0.5g+0.09g=0.59g
*画像は1食分です*
計量単位を『g』に変更し、0表示からスタート。6gになるまでケチャップをかけました。
以上、6品8食分でした。
次回、完成編です。
*******************
今回の調理で使った調味料
・キッコーマン 減塩しょうゆ 40%
大さじ1杯15mlあたりの食塩相当量が1.4gと表記されています。
大さじ1/2杯は、1.4g÷2=0.7gとしました。
・日本製糖 白砂糖
食塩相当量は0gです。
・タカラ 料理のための清酒
食塩相当量は0gです。
・ハウス食品 特選本香り 生しょうが
1箱40gあたりの食塩相当量が0.77gと表記されています。
・塩事業センター 食塩
100gあたりの食塩相当量が99.0gと表記されています。
「塩ひとつまみ」は食塩相当量0.5g、「塩少々は」食塩相当量0.3g。
レシピ本で「小さじ1/4」などの表記があるときは、実際に重量を量り「塩1gで食塩相当量は1g」と考えて計算しています。
・リケン 素材力だし
1gあたりの食塩相当量が0.03gと表記されています。
・ブルドッグ 塩分50%カット中濃ソース
100mlあたりの食塩相当量が3.0gと表記されています。
・カゴメ トマトケチャップ
大さじ1杯18gあたりの食塩相当量が0.27gと表記されています。
* * * * * *
我が家で使っているスケールはタニタのこちらの商品。
計量範囲は0~2㎏。
0~200gの範囲であれば0.1g単位、200g~1000gの範囲では0.5g単位、それ以上は1g単位で計量。
水や牛乳を『ml』の単位で計量することもできるのでカップでの計量不要。
パンやお菓子作りをする人には便利なツールだと思います。
ちなみに、今回の『中濃ソース10ml』を計量するときも『ml』の計量ボタンで計りました。本来は水・牛乳を計量するものなので、ソースのようなとろみがあるものを計量すると誤差が生じる可能性(=予想した食塩相当量よりも高いまたは低い可能性)があります。
その辺は自己責任でゆるくやってます。
*******************
▼無塩ドットコム
まだまだ普通のスーパーでの取り扱いが少ない減塩商品。私は無塩ドットコムさんで購入しています。
注文から発送、到着まで早くてスムーズ。
何度もリピしています。
品ぞろえが豊富で試したくなる商品がたくさん。
自分にあった商品、こういうの欲しかった!という商品が見つかると思います。
はじめて利用する方にお得な初回限定セットもあります。今回使った塩分50%カット中濃ソースもセットに含まれています!
*参考記事*
2019年のお正月に無塩ドットコムさんの食塩不使用おせちを、2021年のお正月に無塩ドットコムさんの塩分配慮おせちを食べました。
****************
参考にした本
以下の2冊の本を参考にして作っています。2冊とも冷凍おかず&冷凍弁当のレシピを題材にした本で、減塩レシピではありません。
調味料を増減したり、減塩調味料に代えたりして作っています。
1.なにしろ、親のごはんが気になるもので。
冷凍お弁当のレシピのほか、お弁当の詰め方、送る準備の仕方など詳しく書かれています。
2.ゆーママの毎朝ラクする冷凍作りおきのお弁当
冷凍おかずのレパートリーがすごく多いです!
▼楽天ROOM始めました!