2021年4月から夫が単身赴任となったため減塩のお弁当を冷凍して届けており、
朝食は夫任せ・昼食は社食・夕食に冷凍減塩弁当を食べてもらっています。
お時間のあるかたは以下のページもご参照ください。
→ushio家についてご紹介。
6月24日に持ち帰った減塩弁当の記録。
今回は、主菜の肉編です。
参考にした料理本や、使った調味料は記事の最後にまとめて記載していますのでご参照ください。
尚、1食あたりの食塩相当量は小数点第四位を四捨五入しています。
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主菜 <肉編>
(1)照り焼きハンバーグ
1食あたりの食塩相当量 0.924g
豚ひき肉を使いました。
豚ひき肉は1単位=40g。
タネには卵も入れます。
卵は1単位=1個。
表3食品(肉魚卵大豆系)の夕食の指示単位は2単位なので、1個のお弁当に2単位分のハンバーグを詰めたい。
豚ひき肉256g=6.4単位分と、卵1個=1単位で、合わせて7.4単位分のタネを作り、ざっくり7個のハンバーグに分け、1個のお弁当に2個=2単位分詰めることにしました。
7個のハンバーグは一旦すべて照り焼き味にしますが、そのうちの2個にチーズをのせて焼きます。「主菜(2)照り焼きハンバーグ チーズのせ」でのちほど計算します。
まずは照り焼きハンバーグから!
<作り方>
①以下の材料を混ぜてよく捏ね、ハンバーグのタネを作る。
・豚ひき肉256g
・卵1個
・タマネギ1/2個のみじん切り
・パン粉10g(食塩相当量0.125g)
・牛乳30ml(食塩相当量
・塩ひとつまみ×2回(食塩相当量0.5g×2)
・コショウ少々
・ナツメグ少々
使ったパン粉はこちら。
100gあたりの食塩相当量が1.25gと表記されています。
10gなので0.125gで計算しました。
②①のタネを7等分にして丸め、油を引いたフライパンで両面焼く。
③ハンバーグに火が通ったら、減塩しょうゆ大さじ1+1/2(食塩相当量2.1g)とみりん大さじ1(食塩相当量0.01g)を入れて照りよく焼く。
照り焼きハンバーグ1個あたりの食塩相当量は、
(0.125g+1.0g+2.1g+0.01g)÷7=0.462142…≒0.462g
お弁当1つにハンバーグ2個入れるので2個
1食あたりの食塩相当量は
0.462g×2=0.924g
*画像は1食分です*
(2)照り焼きハンバーグ チーズのせ
1食あたりの食塩相当量 1.074g
(1)で作った照り焼きハンバーグ2個(食塩相当量0.924g)にとろけるチーズ10g(食塩相当量0.15g)をのせて焼きました。
食塩相当量は、
0.924g+0.15g=1.074g
使ったチーズはこちら。
100gあたりの食塩相当量が1.5gと表記されています。
(3)牛ロース肉 宮のたれ焼き
1食あたりの食塩相当量 0.688g
スーパーのお肉のコーナーに、宮のたれが置いてありました。
子どもたちが小さいころにステーキ宮で食べたことがあり、おお懐かしい(´▽`)と手に取って食塩相当量に目をやると、90g(パッケージ1個分)あたりの食塩相当量が2.75gと表記されていました。
牛ロース肉は1単位=30g。
夕食の指示単位2単位では60g。
1パック238g≒8単位分の牛ロース肉を使い、宮のたれ1個で味付けして4食分に分ければ、お弁当1個(1食分)あたりの食塩相当量は
2.75g÷4=0.6875≒0.688g
うん、1食あたり0.7g以下になるなら優秀、優秀。
これでいこう。
<作り方>
①フライパンに油をひいて火にかけ、牛ロース肉を焼く。
③肉に火が通ったら、宮のたれ1個(食塩相当量2.75g)で味付けし、最後に刻みネギを散らす。
2食分を夫のお弁当2個に詰め、残り2食分を私とこどもの夕食にわけました。
*画像は4食分です*
(4)アスパラの豚肉巻き 塩レモン
1食あたりの食塩相当量 0.8g
こういうときに使うのはたいてい豚バラ肉ですよね。
長くて巻きやすいし、脂が多くてカリカリしておいしいし。
ただ、豚バラ肉は脂が多いゆえに食品交換表の分類では表3食品(肉魚卵大豆系)じゃなくて表5食品(油脂、脂質の多い種実、多脂性食品)になるんですよ。
なので、今回は薄切りの豚ロース肉で作ることに。
豚ロース肉は、1単位=40g。
豚ロース肉3枚で79g≒2単位分になったので、ロース肉3枚とアスパラ3本で作りました。
<作り方>
①アスパラガス3本は硬いところをカットしたり皮をむいて下処理する。(下処理後の重量69g)
②薄切りの豚ロース肉3枚を、①に1枚ずつ巻き付けていく。
③油をひいたフライパンを火にかけ、②の巻き終わりを下にして焼いていく。焼く面を変えながら火を通していく。
④レモン汁小さじ1(食塩相当量0g)と、塩ひとつまみと少々(食塩相当量0.5g+0.3g)をよく混ぜたものを③にかけて味付けする。
使ったレモン汁はこちら。
大さじ1杯15mlあたりの食塩相当量が0.002gと表記されています。
小さじ1杯あたりの食塩相当量を計算すると、0.000666…となったので小数点第4位で四捨五入して0gとしました。
お弁当1個(=1食)にすべて詰めたので、
1食あたりの食塩相当量は0.8g。
*画像は1食分です*
見ての通り、アスパラがむき出しになっている部分が多くてアハハ(´▽`)ハハ
ロース肉1枚を2つにわけて巻けばもう少しアスパラを覆えたかな?
お弁当に詰めるときに詰めやすい長さにカットしたのですが、
豚肉巻かれてないやん!
ただのアスパラ焼きやん!
という部分もいくつかありました。
豚バラ肉が使えないのはつらいですね~。
いや、使ってもいいんですよ。
でも、それだと表3食品を使ったメニューを別に1品作らないといけないので今回は使わなかったというだけです。
豚バラ、おいしいですよね(´▽`)
(5)豚肉の生姜焼き
1食あたりの食塩相当量 0.739g
豚ロース肉で作りました。
豚ロース肉は1単位=40g。
夕食の指示単位2単位分80gちょうどで作りました。
<作り方>
①玉ねぎ1/4個をスライスする。(カット後の重量43g)
②油をひいたフライパンを火にかけ、豚肉を入れて炒める。
③肉の色が変わったら①を入れてさらに炒め、減塩しょうゆ大さじ1/2(食塩相当量0.7g)、砂糖小さじ1、チューブの生姜2g(食塩相当量0.039g)で味付けする。
使った生姜はこちら。
1箱40gあたりの食塩相当量が0.77gと表記されています。
2gでは0.0385g≒0.039gとしました。
お弁当1個(=1食)にすべて詰めたので、
1食あたりの食塩相当量は
0.7g+0.039g=0.739g
*画像は1食分です*
(6)サラダチキン
1食あたりの食塩相当量 0.943g
皮なしの鶏むね肉は1単位=80g。
2単位分の160gを目指してカットして、162gの塊肉になりました。
お酒とかぶるくらいの水に鶏むね肉を入れて火にかけて茹でたあと、コンソメなどの調味液に漬けて作りました。
使ったコンソメはこちら。
1個5.3gあたりの食塩相当量が2.5gと表記されています。2gでは、0.9433962…≒0.943gとしました。
キューブ状になっているので、包丁で削って粉々にし、こんな感じで計量しています。
<作り方>
①鍋に、お酒大さじ2とかぶるくらいの水に鶏むね肉を入れて火にかける。
②沸騰したら弱火にして10~15分茹で(加熱する時間が長いとお肉が固くなりますが、生のままの方がイヤなのでちょっと長めに茹でました。)、火を消してから茹で汁に入れたまま冷ます。
③ビニール袋に、コンソメ2g(食塩相当量0.943g)、レモン汁大さじ1(食塩相当量0.002g)、サラダ油小さじ1を入れて、全体が混ざるようになじませる。
④粗熱が取れたら③に入れて半日以上おく。
⑤④を薄くスライスして完成。
何かのレシピを参考にしたのですが、わからなくなってしまいました~(;'∀')
参考にしたレシピにはしょうゆが入っていたんですよ。
でも、コンソメだけで0.9gの食塩相当量があるからしょうゆは入れなくても大丈夫そうと思い、省きました。
同じ作り方で自分たち用のサラダチキンも作ってみたところ、普通においしかったです。
お弁当1個(=1食)にすべて詰めたので、
1食あたりの食塩相当量は0.943g。
*画像は1食分です*
(7)手羽中の甘辛漬け
1食あたりの食塩相当量 0.806g
手羽は骨付きで1単位=70g。
夕食の指示単位2単位分の140gに近づけて、7本132gとなりました。
<作り方>
①手羽中を魚焼きグリルに並べ、両面しっかり焼く。
②容器に、減塩しょうゆ大さじ1/2(食塩相当量0.7g)、砂糖小さじ1、にんにく1g(食塩相当量0.106g)、白ごまを入れてよく混ぜる。
③①が熱いうちに②に漬ける。
お弁当1個(=1食)にすべて詰めたので、
1食あたりの食塩相当量は
0.7g+0.106g=0.806g
本当は手羽中を油で揚げてから漬け込むレシピでしたが、最後の最後で揚げ物をする気力が残っておらず、魚焼きグリルで焼きました(笑)
以上、7品8食分でした。
次回、完成編です。
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今回の調理で使った調味料
・キッコーマン 減塩しょうゆ 40%
大さじ1杯15mlあたりの食塩相当量が1.4gと表記されています。
大さじ1/2杯は、1.4g÷2=0.7gとしました。
・日本製糖 白砂糖
食塩相当量は0gです。
・タカラ 料理のための清酒
食塩相当量は0gです。
・ハウス食品 特選本香り 生しょうが
1箱40gあたりの食塩相当量が0.77gと表記されています。
・塩事業センター 食塩
100gあたりの食塩相当量が99.0gと表記されています。
「塩ひとつまみ」は食塩相当量0.5g、「塩少々は」食塩相当量0.3g。
レシピ本で「小さじ1/4」などの表記があるときは、実際に重量を量り「塩1gで食塩相当量は1g」と考えて計算しています。
・ポッカレモン100
大さじ1杯15mlあたりの食塩相当量が0.002gと表記されています。
・AJINOMOTO コンソメ
1個5.3gあたりの食塩相当量が2.5gと表記されています。
・ハウス食品 おろし生にんにく
100gあたりの食塩相当量が10.6gと表記されています。
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我が家で使っているスケールはタニタのこちらの商品。
計量範囲は0~2㎏。
0~200gの範囲であれば0.1g単位、200g~1000gの範囲では0.5g単位、それ以上は1g単位で計量。
水や牛乳を『ml』の単位で計量することもできるのでカップでの計量不要。
パンやお菓子作りをする人には便利なツールだと思います。
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▼無塩ドットコム
まだまだ普通のスーパーでの取り扱いが少ない減塩商品。私は無塩ドットコムさんで購入しています。
注文から発送、到着まで早くてスムーズ。
何度もリピしています。
品ぞろえが豊富で試したくなる商品がたくさん。
自分にあった商品、こういうの欲しかった!という商品が見つかると思います。
はじめて利用する方にお得な初回限定セットもあります。
*参考記事*
2019年のお正月に無塩ドットコムさんの食塩不使用おせちを、2021年のお正月に無塩ドットコムさんの塩分配慮おせちを食べました。
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参考にした本
以下の2冊の本を参考にして作っています。2冊とも冷凍おかず&冷凍弁当のレシピを題材にした本で、減塩レシピではありません。
調味料を増減したり、減塩調味料に代えたりして作っています。
1.なにしろ、親のごはんが気になるもので。
冷凍お弁当のレシピのほか、お弁当の詰め方、送る準備の仕方など詳しく書かれています。
2.ゆーママの毎朝ラクする冷凍作りおきのお弁当
冷凍おかずのレパートリーがすごく多いです!
▼楽天ROOM始めました!