それなりに減塩生活を続けていたにもかかわらず
2018年の健康診断で再び「高尿酸血症」、クレアチニン値悪化。
その結果をもって、内科に相談する運びとなりました。
詳しくは前回の記事をご参照ください。
【減塩生活がはじまってどうなった?】2018年41歳の健康診断の結果は? - ゆるい減塩生活をつづるブログ
診察をうけるために準備したこと
こういう結果をもって診察を受けるわけなのできっと採血・採尿はあるだろうなぁと思い、
いつも健康診断のときにするように、
前日の22時以降は一切食べない(飲みものは水だけOK)で臨んでもらいました。
それと、必ず初診のときには問診表の記入がありますが、
いつから尿酸値が高くて~いつ病院にいって~いつ食事指導を受けて~というのが
夫の場合あまりにも長いので、
事前にこれまでの経緯を紙にかいたものを持参しておきました。
「これまでのことが長くて問診表に書ききれないのでこれをコピーしてもらってもいいですか?」と確認したらすぐにコピーしてもらえました。
(あ、先にコピーしていったらよかったね)
過去の健康診断の記録も、念のため全部持って行っておきました。
医師の見解
7月末に内科を受診。
医師のお話は、以下のようでした。
「確かに尿酸値は高めですね。
見ての通りの体型(身長170㎝体重55㎏)でいらっしゃるので、
食べ過ぎ飲みすぎでこの結果になった というふうには考えにくい。
このやせ型の体型的に、体質的に、尿酸値が高く出てしまうのかもしれません。
尿酸値が高い状態を放置していたことで腎機能が悪化して透析をはじめることになったケースもあります。
最近、尿酸値は食事療法だけでは下がりにくいこともわかってきて、
早めに 尿酸値を下げる薬を飲み始めたほうがいいということもわかってきました。
ただ、今のところushioさんは痛風発作を一度も起こしていない。
今の段階で内服治療をはじめるかは微妙なところ。
月1回通院となるのでね、大変ですよね…
……(記録をみてすこし考える)
eGFRのことを指摘されたのはいつでしたっけ?
(すかさず過去記録をとりだして「2013年です!」と答える)
なんでクレアチニンが高いんだろう…うーん…
………
とりあえず今日は、採血・採尿で一通り検査してみましょう。」
絶食しといてよかったねー!(´▽`)
結果は1週間後、今度はしっかり時間をかけて検査の説明をしたいのでできれば平日に予約してほしいと言われました。
食事指導は?
夫が仕事の都合を確認して予約日を決めているあいだに
先生に聞きました。
私「先生、2014年に食事指導を受けたのが最後なので、
こちらでもう一度 食事指導を受けることってできませんか?」
医師「食事指導ですか…うーん、そうなるとねー
今けっこう予約がいっぱいで1か月先とかになっちゃうんですよね。
さらに土曜日になると…」
私「私だけ指導にきますので、1か月先でもいいですし、平日でもいいんですが」
医師「あ、それはね。食事指導は原則ご主人も一緒です。
本人に必要な治療という名目ですので、患者さんご本人がいない指導は
保険がおりないんんですよ。もしどうしてもとなれば自費になります。」
私「ぇえぇそうなんですね!初めて知りました!
作ってるのは私だから、
私だけが勉強すればいいってわけじゃないんですね!」
医師「そうなんですよ!」
私「なるほどわかりました。
じゃ、とりあえず検査結果を聞くだけの予約日を決めてもらって大丈夫です。」
医師「わかりました。結果を見て、また考えましょうね。」
ということで、1週間後 8月の帰省前に検査を聞きにくることになりました。
診察内容を違う部屋で聞いていたという栄養士さんが待合室までいらして
「もうご存知の内容かもしれませんが…」といって
高尿酸血症の患者さん向けのパンフレットを手渡してくださいました。
もう一度おさらいして食事内容を確認しておかないと。
再検査の結果
再検査の結果はこちら。
尿酸値 7.1㎎/dl
クレアチニン 1.00㎎/dl
eGFR 67
やっぱり尿酸値は基準値越え。クレアチニンが下がっていてちょっとほっとする。
今後の方針は?
この検査の結果をみた医師の見解は以下のようでした。
「尿酸値が基準値を少し超えていて、eGFRは低め。
クレアチニンはギリギリOK。
HgA1cはOK(過去の血糖値の変動を表すもの)、グルコースOK(血糖値)。
尿も、たんぱくは漏れていないしアルブミンもOK。
総評して、”様子見でいい”と思います。
飲み薬の治療は いまのところ しません。
今後は塩分高めのものは控えるようにしてください。
漬物とかラーメンはよく聞くかもしれませんが、
かまぼことか練り製品も意外と高くて…」
と塩分に話がきたところで私、すかさず言いました。
「先生、今 1日6gの減塩生活はしていて、こんな感じで作っているんです。
(といいながら、減塩生活の状況をメモした表↓これを見せる)
2018年1月1日~7月28日までの減塩生活の状況
・3食自炊で1日6g塩分が守れた日・・・141日
・3食自炊で1日6g塩分をこえた日・・・1日
・市販品を食べて塩分不明の日・・・1日
・パン屋さんのパンを食べて塩分不明の日・・・9日
・外食して塩分不明の日・・・16日
・夫一人でおでかけして塩分不明の日・・・16日
・社食を食べて塩分不明の日・・・6日
・会社の飲み会で塩分不明の日・・・6日
・出張で塩分不明の日・・・0日
・帰省で塩分不明の日・・・13日
*他の年のものも一緒にメモしておいたので、見せました。
私「いまのところ ”3食自炊して1日6gの塩分におさめた日” が
だいたい年間の2/3くらいはあると思うんですが、
たとえば ”1日6gの塩分量におさめた日 が 年間365日!”
っていうふうに、365日に近づけていったほうがいいですか?」
それを見た先生は
「あ、もう減塩やられてるんですね。
いやいや充分です。
これくらいできている人の方が少ないですよ。
これ以上はしなくていいです。」
私「現状維持でいいってことですね?」
先生「そうです」
そう言われました。
そうか、もっとがんばって料理しないとダメかなと思ってたけど
これくらいでいいのか。
よかったよ(ノД`)・゜・。。
「年に1回の検査(会社の健康診断)で様子を見ていく
というのでも良いかなぁーとは思いますが、
クレアチニンが上がったりして腎機能が気になるところなので
一応 ”健診で1回、その半年後にうちで1回”という感じで
半年に1回の検査をして経過をみていきましょうか。」
という方針になりました。
食事指導の予約はせず、12月に検査の予約をとって終了となりました。
反省
けっきょく、なぜ腎機能が悪化していくのかについては明らかにはなっていません。
今後、こちらの病院で継続的に検査結果をみてもらう中で
必要だと医師が判断された時には さらに詳しい検査をするのだろうと思います。
思えば、夫の血液検査の結果を継続的にみていたのは私ひとりで、
「なぜだー?なぜ腎機能が悪くなるんだー?」と悩んでいるのも
私ひとりだったんですよね。
健診結果に異常があったときに病院の総合病院の診察をうけことはあったけど、
そこで紹介された病院(地域の個人病院)に受診して相談する
ということはしなかった。
【減塩生活をはじめたきっかけ】夫の健康診断の記録を振り返る~34歳、35歳、36歳 塩分制限はじまった、かな?~ - ゆるい減塩生活をつづるブログ
かかりつけ医って、
ただそのときに発症している病気(かぜだーインフルだーとか)を治すだけじゃなくて
こういう数値の変動も継続的に見て、ほかの治療法を考えたり、
必要な検査を追加してほかの原因を探ったり
そういうこともしてくれるところなのですよね。
今回「半年に1回ここで検査していきましょう」と言われて
「あ、私一人で抱えこんでたんだ。これからは先生がいっしょに考えてくれるんだ。」
とようやくわかり、すこし肩の荷が下りた気がしました。
一緒に問題を抱えてくれるというか、二人三脚ですすんでくれるというか。
そういう感じでしょうか。
継続して病院にかかったほうがいいと夫にすすめなかったことを反省しています。
夫だけでなく、自分のために必要だった。
まとめ
今後の方針としては
・尿酸値をさげる薬は 今は飲まない
・減塩を心がけた食生活を送る
(病院からの食事指導はなし。減塩の程度は ”現状維持”でOK)
・半年に1回の検査で、腎機能をチェックしていく
ということになりました。
診察を終えて部屋から出るとき
「奥さん、あんまりがんばりすぎないようにねー。」と先生に声をかけられました。
(栄養士さんにも言われた、デジャヴw)
これからもゆるーく減塩生活をつづっていきたいと思います。
ずっと「書かなきゃ!」と思ってたことの一つを、ようやく書き終わりました。
私の夏休みの宿題はこれでおしまい(笑)
また献立日記にもどります。