ゆるい減塩生活をつづるブログ

夫のために作っている減塩食の記録。私と娘(15歳&9歳)も同じものを食べてます。目標は1日塩分6g。日々作り続けている減塩食をつづります。

実家で料理をすることが、ちょっとしんどいです。

毎日の減塩食をここに記録している私ですが 料理は苦手です。

過去記録をご覧になっていただければわかると思いますが、

簡単なものしか作りません。いえ、作れません。(汗

 

 

実家帰省中は、私が料理をします。

実家に帰省している間、

実家に住む両親と弟家族(弟夫婦と甥っ子)の夕食は私が作りました。

 

実母は病気のため、

食事を作りたくても 食べたいものがあっても

自分で台所に立って料理をするということが難しい日が多いです。

 

帰省している間は、母の体調や食べたいものに合わせて私が作っていました。

 

 普段は他の家族が料理をしていて、

朝ごはんは父親が、夕ごはんは弟が作っております。

 

 

父親と弟の料理の腕前

父親は子供のころから料理をしており、一通りの家庭料理はできるようです。

母親が元気なうちは滅多に料理はしませんでしたが、

ここ最近は、毎朝 母親のために目玉焼きとみそ汁を作るようになりました。

 

帰省している間、私も父親の作った味噌汁をいただきました。

懐かしい地元の味噌汁の味、おいしかったです。

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この日はナスと玉ねぎの味噌汁と庭でとれたミニトマトでした。

地元は、甘めの味噌です。久々に薄味じゃないみそ汁を食べました。

 

 

 

弟は食品加工会社に勤めており、

繁盛期以外は 早朝4時出勤→夕方16時帰宅という勤務形態です。

お嫁さんは夕方学童に預けた甥っ子を迎えに行って18時頃帰宅するので、

早く帰宅した弟が作り、片づけはお嫁さんがするという流れになったようです。

 

弟は毎日仕事で大量の魚をさばいたり大量の揚げ物をしたりしているので

料理がうまい。

冷蔵庫にあるもので、母親の体調や希望に合わせて

パパっとレシピを検索したりして作っているようです。

 

 

 

弟からのクレームにおびえる

そんな料理上手な弟は、けっこうズバズバ料理のクレームを言います。

 

数年前にタコのから揚げを私が作った時なんかは

 

(その時も 母は、弟に作らせた方がいいと言っていたけど 

 なかなか帰ってこない弟に業を煮やし私が作ってしまった。

 私、たこのから揚げなんか作ったこともないくせに出しゃばりました・笑)

 

弟に「くさい!かたい!まずい!」

思いっきり言われてしまいました…(ノД`)・゜・。

 

まぁ、事実なので言い返せないよね。

(文句言うなら、はよ帰って作れ!!( ゚Д゚)!とは言った←姉風ふかす)

 

 

揚げ物が苦手なのです。

べちゃっとしたり、カッチカチに硬くなったり パッサパサになったり。

 

つい油を節約して少ない油で作るからか、

中身がちゃんと火が通っているか不安で長めに揚げてしまうせいか…

 

今回の帰省でも

「ねーちゃんの鶏のから揚げ、くそマズかったなw」

と言っていたそう…(ノД`)・゜・。

 

 

 

父親からのクレームもある

 実家の味付けは 「こってり甘め」。

砂糖もしょうゆも たーーーっぷり入れます。

 

 

私は減塩生活が長くなったせいか、

「普通の人の、普通の味覚」がわからなくなってしまい、

地元の「こってり甘め」の味はもちろん再現するのがむずかしくなりました。

濃いめに味付けしているつもりでも全然薄味のようです。

 

 

前回の帰省後、弟は母に

「ねーちゃんの料理、

 味がせんけーのー(しないからな)」と言っていたそう。

 

 

できるだけ母親に味見をしてもらって実家の味に近づけたり、

体調がいいときは母親が調味料を入れて味付けをしたりしていましたが

できないときもありますので、

私の味覚だけでOKだ!と判断したものは 弟には薄すぎるようです。

 

 

あまり文句を言わずに食べていた父ですが、

ちょっと濃いめかなーという味にして出した時に

 

「ああ、お前にしちゃ濃いめやのー。

こういうドカンと味がするやつもないといけん。」

 

と言われました。

ああ、父親も薄味だと思ってたのね。

 

 

また、ある日の夕食

冷蔵庫の中身と相談して献立を親子丼にしたのですが

母親は鶏肉があまり食べられないので

「あんたに(味は)任せるよ」と言われて困ってしまい

「親子丼 レシピ」で検索して見つけたこちらのレシピで作りました。

 

☆親子丼☆ by ☆栄養士のれしぴ☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが295万品

 

久々にしょうゆを大さじ5とか6とか入れるので

「うわー!こわーい!こんなにしょうゆ入れてだいじょうぶかー!((((;゚Д゚))))」と

怯えながら作りましたが、

さすが検索上位にあるレシピだけあって

「普通のおいしい親子丼」に仕上がりました。

 

ですが、父親は

「もっと砂糖が入ってもいい。

 もっと甘みが欲しい。」

と。

 

え?

一人当たり みりん大さじ1+砂糖大さじ1/2も入ってるけど?

なんなら「こってり甘めの味」に寄せて、

砂糖は大さじ1杯強くらい入れたけど?( ゚Д゚)

それでもダメ?

 

「もっと甘くないと。もっと甘みがいる。」

 

まじかー(ノД`)・゜・。

 

 

 

 

甥っ子からの反応もやさしく突き刺さる

甥っ子は心の優しい素直な子で

本当に心からおいしいときは「これおいしい!」と言葉に出し、

おいしくないときは静かに黙々と、ちゃんと残さず食べます(笑)

 

母が体調がいい日にごはんを作った時なんかには

「ばーちゃん!これおいしいよ!」と満面の笑みで言ってくれるので

その言葉が本当に励みになるし救われると、母はよく私に話していました。

 

私が夕食を作った日、母が甥っ子に聞いたのです。

母「〇〇(甥っ子)、今日のご飯おいしい?」

 

甥「うん!おいしいよ!(´▽`)」

 

母「どれがおいしい?」

 

甥「うーんとね、ごはん(白米)! ヽ(´▽`)ノ」

 

 

…凹むよね(ノД`)・゜・。  ※ウソ、偽りのない本当の話です。

 

 

 

家族で一番料理がヘタなのは私

そして妹は料理のプロ。(調理師。今も現場でバリバリ働いてます。)

なので、実家で一番料理がヘタなのは私。

 

いつも簡単な料理ばかり作ってるのがいけないのか?とも思いましたが

 いやいや、レシピ以前に

 「焼く」「煮る」「揚げる」「茹でる」の調理工程そのものが雑なのかも!?

と気づいてきました。

 

焼き過ぎ、揚げすぎ、茹ですぎ とかね…

上手に調理すれば、焼いただけの魚に塩振っただけでもおいしいよ。

 

  

「しんどい」の原因と対策

・調理技術のレベルが低い

・家族の好む味付けを再現できない

 

これがしんどさの原因だと思います。

 

あ。もちろん、実家だけじゃなく

「塩系の味濃いめ」な夫の実家で作るのも同様に 非常にプレッシャーですよ!(笑)

 

 

・ 「調理技術のレベルが低い」の対策

工程が雑なんだなー。基本に返らないといけないな。

で、基本ってなんだ?(笑)

親と一緒に台所にたって料理を習うということはなかったから、

NHKきょうの料理とかTVでなんとなく覚えたので自己流なんですよね。

こういうの読んで勉強するべきかな…

 

 ・「家族の望む味付けを再現できない」の対策

昔なにかの本で、NHKきょうの料理でもおなじみの土井先生が

奥さんのご両親に結婚のあいさつに伺ったとき奥さんの実家の台所で料理を作った、というエピソードがあって。

「実家で食べる味付けは甘め?辛め?」って奥さんに確認して、奥さんの実家の好みの味付けにかえて料理したっていう話を読みました。

うる覚えなので正確でないかもしれません。)

 

プロって「これが俺の考える究極のおいしさだ!」みたいなのじゃなくて

その人の味覚に寄せていくっていうこともできるんだーと感動したのを覚えてます。

 

それができれば理想。

 

でも、実家の味を再現するのはもう難しい気がします。

私の舌が減塩に慣れちゃっている。

実家の味のレシピはないし、味の記憶はあるけど

どれぐらいしょうゆと砂糖をいれたらあの味になるかという感覚が全然わかりません。

しょうゆをダバダバいれるのが もう 怖い(笑)

 

実家の「甘めこってり味」にするのは実家に帰省した時だけだし、

クレームに耐えながら作るしかない。開き直る。

 

 

だけど、おいしい減塩食が作れるようにはなりたいな。

体力や時間の余裕があるときは、今持っている本を見直して作ってみたい。

 

 この本は減塩調味料を使わずに減塩したレシピが載っています。

せめて、実家で本通りの「おいしい減塩食」がちゃんと作れるようになりたい。

 

 

 まとめ

味覚は そこそこの家の味が正解になるので、今後も絶対、確実に混乱する(笑)

もう、クレーム言われながらも

「正解」の味付けに近づけるように調味するしかない。

 

でも調理技術は日々の努力で向上できるはず!

 

相変わらず時間に追われながらの減塩食作りですが、

基本に立ち返って落ち着いて作るようにしたいなーと思うのでした。

 

 

 

「自分の好きなものを作ってもらったから元気になったー(´▽`)」と

母は言っていたので、とりあえず帰省した目的は果たせたかなと思います。

 

おわり