前々回から続いております「減塩生活をはじめたきっかけ」シリーズ。
夫の独身時代のことはこちら。
【減塩生活をはじめたきっかけ】夫の独身時代の健康診断を振り返る~26歳、27歳、28歳、29歳まで~ - ゆるい減塩生活をつづるブログ
新婚時代はこちら。
【減塩生活をはじめたきっかけ】夫の健康診断の結果を振り返る~新婚時代 31歳、32歳、33歳(まだ減塩生活はじまってません) ~ - ゆるい減塩生活をつづるブ
今回ようやく減塩生活はじまりますよ(笑)
2011年34歳の健康診断 と 2012年35歳の健康診断
結果用紙に
今回とあるのが 2012年35歳の結果で白色の枠
前回とあるのが 2011年34歳の結果で水色の枠
ここで2011年34歳 水色の枠はさらりといきましょ。
「正常範囲内」です。
ちょくちょくひっかかってた「白血球数」も「総コレステロール」も正常範囲内!
イエーイ いいねいいねヽ(´▽`)ノ
そして、この結果用紙の裏面をみると…
有頂天から蹴落とされる「今回」2012年35歳の白色の枠
<指導管理区分>要経過観察
総合所見
【要再検査】高尿酸血症 7.6㎎/dl
【要経過観察(軽度異常)】白血球系
は?尿酸?なんで?( ゚д゚)
というのが正直なところでした。
(もはや白血球数は 「あ、いつものね。はいはい。」級の扱いです)
一般的な尿酸値の高い人のイメージって、よく食べよく呑むメタボっぽい中年の男性じゃないでしょうか?
細身でさほど食べる量も多くなく、家で晩酌する習慣もないし
会社の飲み会も年に5回程度。
そのイメージからかけ離れた夫が 尿酸値が高い?なぜ?
プリン体が多いとされる食品も、そんなに頻繁に食べてないしさーなんでなんでー?
ここで私はあることに目が行きます。
あれ?検診ってGW明けにやったの?
じゃあしょうがないわー
帰省中はよく食べよく呑んだもーん、夫ー(´▽`)ノ
まあまた普段の食生活にもどれば大丈夫でしょー。
というわけで、病院には行きませんでした。
ただ何もしなかったわけではなく、プリン体が多いとされるものは控える程度のことはしていました。
2013年36歳の健康診断
「今回」の白色の枠が 2013年です。
<指導管理区分>要経過観察
総合所見
【要経過観察(軽度異常)】
白血球系 高尿酸血症
まだ尿酸値が高い!( ゚д゚)! でも前の年よりは下がってる…
喜んでいいのか微妙…
今回はGW前の検査だし…
…で、ふつう終わるところですが、
じつは 「GWのせいだ!大丈夫でしょう!」 と思いながらも心配ではあり、
この年の健康診断はオプション(追加料金出せ!)で詳しい検査がいろいろしてもらえることになったので「痛風セット」という検査をしてもらうことにしたのです。
その結果が、こちら。
尿酸値が前より下がってよかったねーなんて喜んじゃダメな状態だということが判明しました。
「尿酸排泄低下型」というタイプに分類される。
eGFRが軽度低下。ごく早期の腎機能障害が疑われる。
腎機能障害で尿酸が高くなることもあれば、尿酸自体が腎機能を低下させることもある。
腎機能障害!? こりゃあ病院に行かないと!!
どこの病院行く??
と病院を探しているうちに、夫の転勤が決まりました。まじかー
健康診断が4月末、その結果が5月にきて、6月に転勤です。
病院に行って治療が必要となった場合は
転勤するとその病院で治療を継続できないので
引越した先で病院を探そうということになりました。
2013年8月 1日6gの減塩食を言い渡される
引越して2か月後の8月。
夫の夏休みを利用して近所の総合病院に受診しました。
ちなみにふつう大きい総合病院だと紹介状がない場合は初診料が多く取られますが
受診した病院は「健康診断で異常がある」という結果用紙があれば紹介状をもっていることと同様に扱われるという病院でした。
初診は若い女医さん。
問診表と健診結果(2013年の健康診断と痛風セット)を見てもらい言われたことは
「 高尿酸血症は基本、食事療法が最優先ですので食事指導を受けて下さい。
食事指導を受けた2か月後に採血をします。
薬物療法は食事で尿酸値が下がらなければ考えましょう。」
とのことでした。
診察の1週間後に夫とともに食事指導を受けました。
その内容はこちら。
・1日6gの塩分制限
・1食100g以上の野菜を摂取する
・果物を毎日食べるようにしているのはいいことだが、
バナナの摂取回数が多い。
今後、腎機能がさらに悪化してカリウム制限がはじまるとバナナは食
べられなくなるので他の果物も食べるようにしましょう。
・魚が週に2~3回なので、
毎日たまご・魚・肉をまんべんなく食べるように
・プリン体が多い食品を食べ過ぎていないかチェックしてみて
(プリン体が多い食品の表を渡される)
・乳製品の摂取量が少ない。1日1回は摂取しましょう。
・水を1日2Ⅼは飲みましょう。
・毎日食べているお菓子の見直し(200kcal以上にならないように)
2日分ほどの食事内容の画像を見てもらったうえでこのような指導をされました。
「これから腎機能が悪化してカリウム制限が始まったらバナナは食べられない」はキツかったです。
え?もうそんな話をする段階?
腎機能悪化すること前提の指導?
いやいや、なんとかふんばりたい。
一度悪化した腎機能は改善されないと言われるけど、せめて現状維持でふんばりたい。
そんな気持ちになりました。
とにかく減塩食に関する本を読んで、その本に書かれたレシピで料理し
なんとか塩分を6gにおさめること、野菜を1食100g以上にすることを心がけました。
食事指導を受けた翌日の食事記録↓
7gを超えちゃってますね。
食事指導後、1か月くらいで少し慣れてきた時の記録↓
<再検査までの2か月間の塩分制限の達成日数>
・6gの塩分制限が守れた日 30日
・6g超えた日 5日
・市販の食品やパン屋さんのパンなど塩分不明のものを食べてしまった日 24日
・外食して塩分不明の日 5日
・会社の社食で昼食(お付き合い)たべて塩分不明 2日
・会社の飲み会で塩分不明 3日
2013年 10月 栄養指導後の再検査
待ちに待った再検査の日。
この日は初診のときとは別の男性医師でした。
尿酸 7.3㎎/dl
eGFR 72
尿酸値、全然下がってない( ゚Д゚)!
この結果をみて男性医師から言われたことは
クレアチニン(腎機能の指標を表すもののひとつ)
:様子見てOK
ビリルビン(肝機能の指標を表すもののひとつ)
:様子見てOK。体質的に高いのかも。
白血球
:体質的に低いのかも。3500~3800という基準値は、90%の人
がこれくらいの数値ですよという意味。
これ以上低くなっていくなら膠原病とかも考えられるが、いま
は様子見でOK
尿酸値
:筋肉質の人は多めにでる。生活習慣に気を付けてればいい。
私「先生、2か月間食事療法を(自分なりに)がんばったんですけど
尿酸値が全然下がってないですよね(´Д⊂ヽ
食事以外の理由で、たとえば過労とかストレスとかで尿酸があがった可能性は
ないですか?」
医師「ストレスとか過労とかだけではあがらないねー。ストレスで過食に走って、尿酸
値があがるみたいな負のループにはいることが原因だね。」
私 「1日6gの減塩食は続けた方がいいですか?」
医師「減塩食はもうしなくていいよ。
ただゆるみすぎて食べ過ぎ呑みすぎにならないように。
まぁとにかくね 酒をやめればいいんだよー。
1日6gの減塩食なんて、
○○先生(初診の女医さん)も大袈裟だなー(^▽^)ハハハハ」
このあと近くの個人病院を紹介してもらい、
「半年おきくらいにここで検査したらいいよ」と言われました。
(「ちなみにこの病院、インフルエンザの予防接種安いよー」というお得情報も追加)
でも紹介された病院には行きませんでした。
私、問診表には「飲酒:月1回程度(これより少ない回数はない)」と
きちんと記入しましたよ。
問診表を読まないで、尿酸値高い=酒 の固定観念で診察する医師の言葉を
信用できるかあぁぁぁ( ゚Д゚)!
ああ、3000字超えてしまったので 続きはまた…
明日から子供を連れて夫と私の実家に帰省しますので、続きは2週間後(笑)
引っ張り過ぎてごめんなさーーい。
塩分制限はじまったのに、やらなくていいと言われて
なぜushio家はまだ塩分制限してるのでしょうか。
次回以降に明かされます…